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先週の目がテン

カテゴリー : 目がテン
そして今日も"先週"の目がテンレビューが始まりますよ c⌒っ.д.)っ
先週の目がテンは「イチョウの科学」でした。

イチョウが生きた化石だってご存じでした?
なんとおよそ1億5千万年前から、イチョウはその姿を変えていないそうです。
こんな長い間、生き延びてこられたのには何か秘密があるはず。
そんなイチョウを科学の目で解剖していきましょう。


■舶来モノ■
学校の歴史で習った遣唐使。
当時は先進国であった中国から、日本は様々な文明を取り入れ学んだものでした。
陶器・楽器・書物などの他に、イチョウを持ち帰ったそうです。
弘法大師・空海さんが持ち帰ったとも言われています。
このイチョウ、中国語では銀杏と書いて「インシン」と読むそうです。
そしてまた別の名を「鴨脚樹」というんだとか。
確かにイチョウの葉は、水かきのついた鴨の脚に似ていますね。
この鴨客樹を中国語では「ヤーチャオシュウ」と読み、
これがなまって「イチョウ」となったと言われています。


■黄色いイチョウ■
ご存じのように、イチョウは秋になると黄色く色づきますね。
カエデなどは紅く色づきますが、この色にどんな違いがあるのでしょう?

紅くなる仕組みはこうです。
春~夏にかけて葉の内部で光合成を行い、養分となる糖を生成します。
ところが秋になると、葉を落として無駄なエネルギー消費を抑えようと、
葉の根元に「離層」と呼ばれるふたを作り、葉と幹を遮断し落葉に備えます。
行き場を失った糖は葉に取り残されてしまいます。
さらに気温が下がると、葉の中の葉緑素が壊れ、残された糖と反応し、
アントシアニンという色素をつくるのです。
これは赤い色素なので、葉は紅くなるということです。

一方イチョウにも同じように離層が出来るのですが、その形成速度は遅く、
ありったけの糖が幹に送られた後、離層が閉じるため糖は葉に残りません。
そして葉に残った葉緑素だけが壊れ、カロチノイドという色素が生成されます。
この色素は黄色い色をしているため、イチョウの葉は黄色くなるということです。

少しでも多くの栄養分を幹に送り、生存していこうとするサバイバル戦略が、
イチョウの黄色い葉に表現されているんですねぇ。


■裸子植物■
イチョウは、杉や松と同じ裸子植物だそうです。
裸子植物とは、これまで胞子でのみ繁殖していた植物が、
種子を作るようになった段階の植物のことで、これがさらに進化すると
被子植物となり、種子を保護して成熟させるという方法に進化していきました。
植物の進化の途中段階にある植物って感じでしょうか。
裸子植物の多くは針葉樹と呼ばれるように、針のような葉をもっています。
杉や松がそうですね。しかし、イチョウは鴨の脚ですよ???

ところがイチョウの葉をよーっく見てみると、あの扇形の葉は針状の組織で
形作られているのが見て取れます。
これは二又分岐と呼ばれる構造で、針状の葉がより効率的な光合成を行うため、
扇形の葉に進化した結果だそうです。
これもイチョウが少しでも多くの栄養分を作り出そうという戦略ですね。
サバイバルの固まりですね! (*‘ ∀‘)b


■今度は輸出を・・・■
イチョウは、ヨーロッパの町並みも黄色く彩っています。
これが実は江戸時代に、日本から輸出したものだったそうです!!
当時の百科事典とも言える「和漢三才圖會」によると・・・
イチョウは喘息に効果のある薬と標されています。
長崎は出島に来ていたケンペル医師が、その薬効に注目しイチョウを
欧州に紹介したとか。
中国→日本→欧州と、イチョウは世界を巡ったのですねぇ。

そして今度はそのヨーロッパから、イチョウに新たな薬効があることが発表。
1966年にイチョウ葉エキスに、脳の血流を改善する効果が認められたのです。
さらに近年では、アルツハイマー病にも有効であることがわかり、
抗痴呆薬として承認されたそうです。
認知障害の原因は、情報を保持する役目のある「海馬」の細胞が減ること
とされていますが、動物実験でこの海馬細胞の検証を行うと、
確かにイチョウ葉エキスが海馬の減少をくい止める効果があることが解っています。
まだ動物実験の段階なので、今後のさらなる研究が待たれるところです。


■くっちゃ~(゚Д゚;)■
秋の味覚、銀杏。イチョウの実であることはご存じだと思います。
でも銀杏の実は何とも言えない臭いがしますよね ゜・(つД`)・゜・。
しかし、枝になっている銀杏からは何の臭いもしないってご存じでした?
枝から実が離れた瞬間、あのバッドスメルが炸裂し始めるんだとか。
あの臭いはすでに武器のレベルです。
しかし、この臭いにもイチョウのサバイバル戦略が隠れていたのです。

あの臭いを発している部分は、我々が食す「胚乳」と呼ばれる部分ではなく、
「外種皮」と呼ばれる部分で、固い銀杏の皮のさらに外にある部分なのです。
収穫された銀杏は、この外種皮の部分を取って出荷されるため、
店頭に並んだ銀杏からは、あの臭いはしませんのでご安心を。

でも何故、外種皮はあんな強烈な臭いを発しているのでしょうか・・・?
普通の果実は美味しい果肉をつけ、それを動物に種子ごと食べてもらい、
糞として種子が排泄されることにより勢力圏を広げています。
しかし銀杏の美味しい部分は胚珠、つまり種子そのものであるため、
食べられると繁殖できません。
そこであの臭いによって、動物を遠ざけ種子を残すという戦略だったのです。

そこで実験。
いろんな動物に外種皮のついたイチョウの実を提供し、その反応をみます。
まずはニホンザル
臭いをかいだ瞬間、ギャッと叫んでそれ以降近寄ろうともしません(笑)
お次はタヌキ
こちらはもう銀杏を遠巻きにして狂ったように走り回り、
まったく近づこうともしません (゚Д゚;)≡(;゚Д゚)
さらにはネズミ
一応反応しますが、臭いをかいだだけで結局食べませんでした。
ところがです!
アライグマ君だけは、平気の平左でムシャムシャ・・・
これはクマった。これでは繁殖できませんよ!

これには理由があります。
アライグマはアメリカ大陸原産です。
アジア原産のイチョウにとって、アライグマは遭遇の可能性が低い動物です。
アライグマも銀杏の臭いは気にしないように出来ているようです。
微妙な自然の摂理ですねぇ。
この銀杏の臭い成分は、らく酸ヘプタン酸といわれる物だそうです。
この成分も1億5千年前から変わっていないと言われています。

ここで注意点を。
銀杏の実にはアレルギー成分である「ギンコール酸」と呼ばれる成分が
含まれているので食べ過ぎは身体によくないそうです。
1日4粒くらいが限度だそうですので、銀杏好きの方はご注意を!!!



東京都の樹でもあり、ありふれた感のあるイチョウですが、
意外に多くの科学ポイントが隠されていましたね。
さて、来週は「酔っぱらいの科学」です。
これからの忘年会シーズンを前にして、増殖するであろう酔っぱらい。
所さんに科学の目で解剖していただきましょう!
COMMENT
きょう、レビュー
きょう、レビューするつもりだった。
そしてここまでイチョウはレビューすればよかった?
来週の目がテンはうちにぴったりですな(〃▽〃)
Balさん酔っぱらいだったのか!w
明日には記事書こうかな・・・
あ、正確には今週の目がテンなんです゜・(つД`)・゜・。
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